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お子様小説②…【雪の日のロロ】

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またまたこちらは、8歳頃に書いた、絵本??小説??


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当時は、毎月1作ペースで作っており、かなり大版&長編の力作も多数書いていた筈なんですが、どこかへ紛失してしまいましてん.......。゜



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興味のおありな方は是非、ご一読下さい、

~。(*^o^*)ノ

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(以下・原文のまま)

「雪の日のロロ」(1972年(推定)/作)
(サブタイトル)犬とネコのあいのこ「ロロ」のかなしいお話

もくじ①
1…ルースマーのみつけたもの
2…ルースマーとロロ
3…かなしかった日。

もくじ②
4…字とてがみ
5…花だんのともだち。
6…リスたいじ。

だい①

ルースマーのみつけたもの

アメリカの小さな町で、ひとりの女の子があるいていました。
その子の名前。はルースマーといいました。
オレンジのオーバー。
おそろいのぼうしとブーツでは、お金もちの子どもにちがいありません。

そのうちにどうぶつもいるとおもうでしょう。
ところが、みんなどうぶつずきなのに、どうぶつは一ぴきもいないのです。
それでルースマーがさがしにきたのでした。

「ん・・・」
ルースマーは、くびをかしげました。
「ニャワン、ワンニャ。」
ネコのなきごえ、いや、犬のなきごえでもあります。
「なんだかへんななきごえだわ」
そうおもいながらルースマーは、おそるおそるちかよりました。

そして、ぼうしにとおしてあったひもで
「一、二の三。っ。」
と、ワニャンのどうぶつのくびにかけました。
よくよくみると、そのどうぶつは、ネコ。
いや、犬じゃない、
まだはっきりとしたことは、わかっていません。

でも、犬のしんせきでもあるし、ネコのなかまでもあるということは、わかっています。


ルースマーとロロ

ルースマーと、ワニャンのどうぶつは、野原をかけまわったり、
くさの上でおべんとうをたべたりして、なかよくくらしました。
いつのまにかワニャンのどうぶつには「ロロ」という名前がついていました。


かなしかった日

このうわさを、きいて、「すばらしいどうぶつだ。」といって、
あつまってきた人のかずは、なんと5678人でした!!

みんなうそばっかりいっていますがルースマーが口ごたえでやっつけてしまいます。
たとえば、おきゃくが「うちは、まほうつかいなんですよ。」といえば、
「じゃ、いますぐまほうをつかってみせて。」といいますし、
「うちは、せかいで一ばんすてきなうちなんです。」といえば、
「あなたのうちへ、つれていってください。」といいます。

ところが一りだけ口ごたえを、できない人がいました。
それは、ほんとうのことをいったからです。
さいごにルースマーは、
「いきたいか、いきたくないか、ロロにきめさせましょう。」
といいました。ロロは、ふたりのかおを見ました。
ルースマーは、しんぱいのかお。
おきゃくは、はやくきめたそうなかお。
ロロは、もちろんルースマーのほうへ、いきたがりました。
ロロのしゅじんは、ルースマーなんですから。

だい②

字とてがみ

いよいよルースマーの12さいのたんじょうびがきました。
「アフリカのラーネさんからのプレゼントです。」と、おかあさんがいうと、
ルースマーはうれしくてたまりません。
でも、そのプレゼントとは。。。。。。。


花だんのともだち


それは、てがみでした。
そこに、こづつみもありました。
かみづつみもあって、てがみには、こうかいてありました。

ルースマーさんへ

わたし、アメリカとてもきにいりました。
これからひっこすつもりです。
あなたのうちの、にわには花だんがありますね。
わたし、ルースマーさんのつぎに花がだいすき。

ラーネより


こづつみには、アフリカの石、かみづつみには、かせきがはいっていました。


リスたいじ。

リスがにげたというしらせが、ありました。
さんぽにでかけたとき、リスが、ねらわれています。
ロロは、リスの前に立ちました。
ロロに、たまが、あたってしまいました。
ルースマーは、てっぽうをとりあげ「ズドーン」と、じぶんをうちました。
ロロといっしょに、しんだルースマーは、しあわせになったでしょう。

おわり。

※禁・ 無 断 転 載


by o-bleneri | 2005-06-15 21:27 | 創作


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