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結晶の構造

Struktura krysztalu(邦題:結晶の構造)('69) / Krzysztof Zanussi

わたしは随分昔に見た、この映画のことを思い出した☆
(*’=’*)!?

'69に撮られた・・今となっては随分古いポーランド映画なのだが、私にとっては、テオ・アンゲロプロスの作品同様、未だに深く心に残っている作品で。。。それこそ・・・「心の宝」とも言うべき、非常に愛すべき作品なのである。

内容といえば・・・全編モノクロームの中、ポーランドの科学者夫妻が隠遁するように田舎住まいをしていて、昔の科学者仲間?が、そこを訪ねて。。なぜ君はこんな所にくすぶっているんだ?みたいなやり取りが続いて、やがて彼も又、自分が見失っていた大切なものに気付いてゆく。。。といった内容だったように記憶しているが、決してわざとらしい盛り上がりがあるわけでもなく、終始淡々と・・・時折掠れたようなJazzが挿入されたり、トラックで道を走るシーンが急にぶわーっと俯瞰になったり。。。なんともいえない、味わいのある映画だった+。゜
*´-`)。゜




で。。。この映画のことを思い出したついでに、ここ最近。。。ピエトロに対して、彼を急かすような険悪なムードの会話ばかり続けていたお詫び?もかねて、彼にわたしがこの映画が以前から好きだったことを・・・せっかくなので、ポーランド語で書いてみよう!(*>3<)ノと、思い立った☆

とはいえ、以前少し彼と映画の話をした時に・・・「私は映画はほとんど観ないんです。。」と言っていたことだし、随分と・・・おそらくマイナーな作品?とも思われるので、いくら同国出身でも、彼がこの映画を知らない可能性も高いように思えた。ただ、ポーランド映画に興味を持っていた、という・・・多少でも、親近感を持ってくれればいいな。。。という程度の動機だった。*///)

しかし、、、「ポーランド語」は、いずれは日常会話ぐらいはマスターしてみたい!と思っていた、言語ではありましたが。。。あらためて調べるに。。。非常に複雑な格変化や制約?があり、単語も英語とは殆ど互換性が無く・・・いわゆる、世界で最も習得の難しい言語といわれているって。。。ご存知でしたか???A///)。゜

わたしは、しらなかったんですが、、、、、(汗

これで・・・以前に彼と、、、結婚観?みたいな話になったときに。。。自分はいずれは国に帰るつもりだから、GFを持ったとしても、〓日本にいるうちに結婚するつもりはない〓。。みたいなことを彼に打ち明けられたので、、、すっかし熱くなっていた私は、「なぜ?」と・・・その理由?を、彼に問い詰めた...。*/;;//)すると、彼曰く・・・「文化も違うし。。。言葉を覚えるのが大変だから、苦労する。」と言う。゜しかし・・・納得いかないわたしは、「それは・・・彼女がその苦労を厭わなければ構わないんじゃありませんか?」と食い下がると、彼は「そこまで苦労をかけたくない!」の一点張りで。。。。。
*T-T)?。゜
思いきって傷つくのを覚悟で・・・「では・・・ポーランドに帰ってから、現地の方と一緒になろうと思ってらっしゃるんですか?」と聞いてみるも。。「いや、それもわからない。。。」との答えで、、、、、;///)。゜

その後は・・・珍しくわたしの方から、「先の事を考えすぎても良くないですよね。。。お互いに。。」と切り出すと、彼も「そうね。この話はやめましょう。^^」と・・・一応、とりあえずは和解?してお開きとなるも。。。わたしの中では、彼がそこまで心配する程の≪文化の違い≫だったり、≪言語の壁≫。。というのが、この時はまるでピンと来ず、知らぬがゆえの強さ?だったのかもしれないけれど。。。わたしには、その"理由"に全く納得が行かなかった....。゜*ーー)o゜

確かに・・・彼がそれを心配して避けるのも。。優しさのひとつ?なのかもしれませんが。。。
最終的には、それは・・・「相手が望むことor判断すること」であり、彼が先回りして・・・まるごとそれを諦めるようなことではないんじゃないかしら・・・???///)。゜実際、それを実現させている人だって居るのだろうし。。。どうにも、彼のこの考え方にマイナス思考的なものを感じてしまったのだった・・・。゜

そりゃ、彼が特別頭が良かったおかげで、ここまで違う言語を習得出来たのかもしれないし・・・ごく若い頃から日本に来たからこそ、ここまで日本の文化に馴染めたのかもしれないけれど。。。しかし、いくら年齢が上がる程適応力の速さや限界には差があるとはいえ。。。それを、=※日本人とは結婚しない(※後になって、このあたりを更に確認したところ。。。どうやら彼は、日本人だから、に限らず・・・結婚したい!という強い気持ちを持ったこともなく。、。、正直言えば、≪結婚というものに対しては、(まだ)興味が無い≫という回答だったんですが。。。。。;--)いずれにせよ・・・この辺が、ここ最近彼と私との間で、不協和音を奏でた最大の原因であるんですが、、、、、

その後・・・わたし自身が、今までとりたてて・・・真剣に結婚を意識したことも無かった癖に、いきなり自分がそういうモードに入ったから?といって。。。敢えて、それを自ら確認してくれたり、そういった願望を持っていそうな素振りを見せたワケでもない彼に、会って間もないうちから。。まるで、その・・・プライベートなベールを無理矢理剥がすような?守ろうとするようなバリアを破らんとでもするような行いは。。。やはり、彼にとってはとても失礼な話だし、少し身勝手だったな。。。*;-;)。゜と、反省したのだった。

なので・・・わたしからはもう、「その話」を蒸し返さないように決意し、
ここまで非礼な言動を重ねたわたしですら、尚も・・・完全に交流を絶たずにいてくれようとする、彼の気持ち?を・・・邪推しすぎることなく、ただ・・・ありがたく受け止めて、
どうにか・・・最初の頃の、≪余計なことなど考えなかった頃≫のムードに、少しでも修復できるようにしたい。。。と、思った。゜
*///)。。。。。≪完全≫に、というのは・・・もう、望めないかもしれない。*ーー)。゜彼にとっても・・・既にわたしの「胎」を明かしてしまった以上。。。どこかにプレッシャー?のようなものは残っているだろうと思うし、しかし・・・それをわたしが又更にヤキモキしながら気を回したところで。。。それはこの先彼が決断してゆくことなのだろうし、わたしは・・・今まで自分が不安に思ったことを、「大声」で伝えて来たけれど。。。彼の様子を見るにつけ、どうにも・・・温厚な彼に対して、わたしがそういった態度を変えない限り。。解決するどころか、険悪なムードになるか、一方的に彼を傷つけてしまう?ような気がするし。
*;-;)...(おそらく彼は、本当にデリケートで・・・何より、簡単に人を騙すようなことは言えない、責任感の強い人なのだろうと思った。。。。。゜

-
・・・という訳で、わたしはこの・・・「"世界一難しい"ポーランド語」と、小一時間格闘しながら。。。
なんとか、この映画「結晶の構造」に関するエピソードを書き終え、送信した。
*>Д<)=3

ホンっと。。。単語のバリエーションといい、格変化といい。。
フランス語や日本語の比じゃない模様。゜A///)
下手ながらも・・・言語の取得は嫌いじゃない?と、タカをくくっていたんですが、、、、
「ナメたらアカンぜよ。」な世界ですねん。。。*;∇;)?。゜>ポーランド語。。(汗

-

で、このメールを送った瞬間、例の・・・和解のメール?以降、
これ以外にここ数通送ったメールにも、相変わらず返信は来ていなかったことから。。。

★ ストーカー紛いなほどには、しつこくしない。
★ 過度の要求や期待をしないで、時間を置いて待つ

焦る気持ちを抑えてでも・・・わたしは、この姿勢を徹底させよう。。と思った。゜*///)o゜

そして・・・休日の昼下がり。

まるで期待していない状態のまま、ぼーっとしていると。。。
メールの返信ではなく、久しぶりに。。。(とはいえ、考えてみると・・・1日ぶり?なんですが。。
A///)彼からのIMが入った。

。。。わたしは・・・「待ってました!」とばかりに食らいついては又、元の木阿弥。。。と自分に言い聞かせ、数回深呼吸をし。。。(あら、何の用かしら~?)ぐらいの余裕の気持ちでそれを受けるように、自己暗示をかけ。。。。。徐に返信した。

ピエトロ: thenk you for e-mail

      ( 間 )

ユリョニ: your welcome

ピエトロ: i saw this movie as well
ピエトロ: long time ago

ユリョニ: really???

ピエトロ: in poland

ただ、ただ、驚きだった・・・・・+。゜*;-;)o
確かに・・・科学者を主人公とした映画なので、同じく科学者であるピエトロが興味を持ってもおかしくはない。。とは思えど、映画を滅多に観ない彼が「よく観た映画」だったとは。。。。。
*T-T)o+゜

わたしは・・・彼にしてみれば、まだ・・どうなのか?は、わからないけれど。。。
彼との間は勝手に、「赤い糸」というか・・・不思議な縁を、感じずにはいられないのだ。゜

以前に・・・ふと、アフリカ音楽の話になって・・・フェラ・クティの話になった時も、彼は「全部聴いてる。」と言い、、、以外にも、インド音楽から中近東音楽まで幅広くカバーしていたり、ふと。。わたしが以前に好きで読んでいた南米文学の中によく出てくる"マテ茶"の話になった時も、「わたしも好きだから、買ってあげる♪」と、グリーンマテをプレゼントしてくれたり。。。*;-;)。゜
本当に彼は・・・それが例え・・・自分に対する"特別なもの"ではなく、普段の彼の≪当たり前の優しさ≫だったとしても、、、わたしにとっては、それこそ・・・痒いところに、隅々手の届く。。というか、特別なデトックスストーンなのだ+。゜*;-;)

だからこそ。。。
わたしは勝手な自分の欲望に任せて、これ以上、彼を壊してはいけないのだろう.....。゜
*T-T)。゜

その優しさにべったりと甘えたり・・・のしかかってはいけない★(><)

なんとか、爽やかさん+。゜に、戻らねば。。。。。


。。。と、わたしは会話を続けるべく、軽く彼に話を振ってみた。

ユリョニ: I want see again , but.... maybe not make DVD, isn't it?

すると。。。彼はこう答えた。

ピエトロ: I am sure you can get it on DVD
       but only upon request
       they may not keep it on the shelf

。。。取り寄せ出来ると思う、ですと!?!?*゜=゜)
この、「心の宝」が、、、

わたしは興奮気味に、返信した。

ユリョニ: really??? upon request?

ピエトロ: as it is not that popular movie, and old one

ユリョニ: I guess so

ピエトロ: (以下意訳) となると残された道はひとつ、アマゾンだ。

?・・・アマゾンの日本サイトにあるとはどうにも思えない。。。;///)と、私が思うと同時に、
その懸念を迎え撃つかのように・・・彼は、海外版アマゾンサイトの・・・しかも、
商品への直リンクのアドレスを送ってくれた。゜
*;=;)。゜

は・・・早ぃ、、、

歩くのも速いが・・・ なんかこう。。イザとなった時の彼の頭の回転と行動力って、
もすかすて。。スーパーコンピューター並なのではなかろうか、、、

・・・またも、激しく萌えるわたし+。゜
*///)

ユリョニ: (意訳) ほんと! ほんと!? あ・・ わし、今すぐ申し込む
なんていえば、わたしこれ、いままで何回もさがした。ほんとにさがした。

。。。ただでさえ怪しい英語が、既に一杯々だったが、
それでもなんとかこの感動を伝えようとした。゜*///)o

が。。。しばらく、私がオーダーするまで間があると思ったのか?
ピエトロからの返信は無いまま、しばらく会話が途絶えたので。。。

またも、わたしは会話をつなぐべく。。。
ふと、映画とは別にわたしが長年探していたアルバムがあったことを思い出した★
(*’=’*)!?

一度オーダーするも、結局「すみません、取り寄せ不能でした。。」という返信があった、
ベルギーのバイオリニスト"ミハウ・ウルバニャック"の、「My one and Only Love」で。。。
*///)(※この時は気付かなかったんですが・・・彼も出身はポーランドだったんですね!?
本当に、不思議な縁としか。。。*゜=゜)。゜わたしはこのアルバムを昔LPで持っていたんですが・・・訳あって、某所に置いてきてしまったのだった....。。。

   (。。。ちゅいますか、おそらくパイネにありますわ。(笑 今でも。(笑

で。。。その旨をダメ元で、ピエトロに送信してみた。*///)

いくらJazz好きの彼とはいえ。。。ウルバニャクといえば、さほどメジャーなアーティストとも思えないし。。。誰それ?と言われるのも覚悟だったが、、、

すかさず彼から来た返信は、一言

ピエトロ: aru

。。。(*゜=゜)。゜?

・・・と又も、、、まるで、前の日からわたしがこの会話をすることを予言していたか?
とでも言うぐらいの早さで、すかさず彼はこの・・・探し求めていたCDへの商品ページを送ってくれたのだった.....。゜*T=T)。゜。゜

あんなにわたしが、何年も・・・何度も探そうとも見つけられなかったアルバムを、
数秒でサックリ見つけてくる彼って・・・・・ もう既に、「神」としか.....。゜ _| ̄|○

もう、、、わたしは彼に何をどう言ったらいいのか、ワケわからなくなって。。。
really!?と、I should try itとthank youと、arigatoを繰り返すばかりだった・・・+。゜

で・・・これは、もう・・・嬉し泣きしかない、と。。わたしが泣き顔の顔文字を送ると、

ピエトロ: nande naku?

ユリョニ: ureshi naki.

ピエトロ: haha

と。。。

やはり、映画や音楽や料理って。。。個人への癒しを始めとするパワーもさること、
人を結ぶためにも、強力な「力」となるのかもしれない。゜
*;-;)ノ

特に。。。こんな、緊迫したムードの後だったからこそ?
和やかに気持ちがひとつになれたようで。。。わたしはすごく、嬉しかった。
*T-T)o゜

そして、わたしがオーダーページの英文の解説と格闘しながら、オーダーを進めていると。。。
ピエトロが、曰く

ピエトロ: じゃ私はスーパーに行ってくるから、また後で話そうね。

と。。。+。゜
*;-;)。゜

・・・ 彼のようなイケメンが一人、どこでもなく・・・「スーパー」へ。。。。。*///)。゜

萌え過ぎ♥

思わずわたしは。。彼と二人でスーパーへ買出しに行って、マスタードの棚がわからなかった時、すかさず彼が店員さんに、ぶっきらぼう?な調子で。。。「マスタードどこにある?」と、怖い顔で聞いた様子を思い出して、可笑しくなった。゜*;∇;)

彼は笑うと、とてもチャーミングなのだが・・・たまに顔をしかめたり、真剣な顔をしている時は。。
彫りが深すぎるせいもあるのか?ちょっとドイツ系の入った感じで・・・結構怖い顔に見える。
A^^;)

しかも・・・190cm近い長身の上から見下ろすように、怖い顔で、、、
「マスタードどこにある?」と聞かれた日には、わたしが店員さんだったら。。。思わずビビって、
(((;゜Д゜)))へ・・・へい!!ただいま!!!===(o>3<)o」
と・・・ダッシュで取りに行ってしまいそうだ・・・★

まさか今日も・・・あの、怖い顔で。。。
「サーモンどこ!?(゜Д゜)」とか聞いていなければいいけど、、、*;∇;)o゜

-

・・・そんな&こんなで、プチ仲直り(?)の、ノロケ話でした~+。゜
*///)ノ


(。。。明日はどうなるかまた、わかんないけどね、、、(ぉ
by o-bleneri | 2007-09-03 03:37


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