ロシアの弟ことイヴァンに「書道セット」を送るべく、わたしはどうすれば一番効率が良いか?と考えるに。。当面思いついた方法といえば、PayPalにUSドルで相当額を入金してもらい、同時にわたしが奈良の書道具店に直接オーダーし、まず品物を自分の住所宛に郵送してもらい、到着と同時にモスクワにEMSで転送する、というものだった☆*’=’*)o!?
海外へのオーダーは比較的経験があるものの、逆は殆ど経験が無いだけに。。この方法が果たして最もリーズナブルかどうか?は正直自信が持てなかったが、日本の書道の道具はモスクワではまず入手が困難であると聞いた以上、自分に思いつく方法を提案するしか。。と、彼にその旨を伝えたところ、まず実費をPayPalに入金してくれる旨はすぐに了解してくれるも・・・ 「発送は、DHLじゃダメなの?(>3<)」とのことで。。。*’=’*)? 実はこの時点で、恥ずかしながら・・・海外発送の方法にはどのぐらいの選択肢があり、それぞれのコストはいくらになるのか?を、具体的に調べてはいなかったのだが、どうやら大口の発送にはDHLが適しているらしいが、小口(?)であれば、EMSがラクらしい。。と聞きかじりの知識でそれを告げた。・・・まさに丼勘定なのであるが、そう高くないセットであればプレゼントしてあげようか?と思っていたぐらいのこともあり、せめて発送費用はこちらで持ってもいいかな?と思っていたので、それはこちらからは特に触れておかなかったのだ。 しかし・・・そこは、流石に男の子だなぁ.....+。゜//m/) と思わず感動したのだが、何度か発送に関する打ち合わせをしている最中、彼が、「Hey!(意訳)くれぐれも俺のために郵送費なんか負担するなよ!そうでなくても手間をかけて悪いと思ってるし、その分もきちんと払うからね。」と言ってくれたのだった。 で・・・ぶっちゃけ、書道セットは2ケースで送料無料(国内のみ)で¥25,000だったのだが、彼はUSドルで何ドル払えばいいんだ?と聞いてきた。。。A///) 。。。実際は為替手数料が取られるのだろうけれど、商売ならイザ知らず・・・なんだか年下の友人相手に儲け根性を出しても仕方ない?と思い、わたしは正味25,000JPY/今日の米$レート(それがすぐにわかるところも、思えば成長したもんだな。ワタシ。。゜* ̄m ̄)なんてな。。)で割り込んで、端数を切り捨てて「210$ぐらい振り込んで貰えれば、オッケーだから。(・∇・)ノ」と、すごい丼勘定で請求した。 と・・・彼はおそらく、非常に律儀な性格なのだろう。。。*///)。゜ わたしは、「でもまだ私のところにも届いていないし、モスクワに到着するのもあと何日かかるか?わからないから・・・急がなくてもいいよ?」と伝えるも、彼は、 「いや、そんな訳にはいかないだろう。 ̄- ̄)俺はただでさえ手間を取らせているのだから、出来る限りすぐに払うから。」みたいなことを言ってくれた後・・・メッセージで、「今振り込んだから、すぐに確認して?」と伝えてきたので、入金額を見ると・・・え?゜=゜)なんか。。70$ぐらい多めに入っているのは、彼は入金額を間違えたのだろうか。。。「なんか多いわよ?」と伝えると、「いや、いいんだ、早く承諾して。待ってるから。」と。。。 で・・・お言葉に甘えて承諾すると、USドル→日本円へのExchange feeが差し引かれて、正味260$ちょいが私の受け取り額な模様だった。彼が、「手数料を引いて、いくら入ってた?」と聞いてきたので、正直にその額を伝えると・・・「そうだろう!5%のfeeが一般的だから、それを見込んで入れておいたんだ!思った通りだ!(・∇・)」と嬉しそうな様子。更に、「なぜ多めに入れたかというと、発送費がかかるんだろう?(・o・)bあと・・・できれば、ライスペーパーも欲しいんだよね♪(>∇<)o」とのこと。しかしすかさず、「でも、もし郵送費がかかって、ライスペーパーを買ってくれてこの額で不足していたら、すぐに言ってくれよ?追加ですぐに入金するから。」 とも・・・・・ 若いのに、ホントしっかりした子だなぁ.......。+゜///) こういう別通貨間のやり取りは、年長の私ですら慣れていないし。。。なので、仮に為替手数料や、こちらが負担するであろう郵送費のことなどまるで考慮に入ってなくとも、トボけていようか。。。(*’=’*)。゜?とすら思っていたところだったので余計に、相手の身に立てるだけのしっかりした大人気を彼から感じられて、嬉しかった+。゜ o(*’-’*)ノ で・・・数日後、モノは奈良県の老舗より、無事にわたしの家にまでは届いた。 第一関門、クリア♪(o>∇<)oと、外箱のダンボールを見ると、「青森りんご」。。。 *;∇;)。゜?(これにはちょっと笑った。゜ 念のため開封して内容をチェックし、予め買っておいた半紙薄口・厚口計10袋を加え、簡単な手書きのメッセージを入れて。。。なんかこれだけじゃ味気ない?と・・・思い付きで近所のコンビ二に行き、何かお土産になるようなものは無いかな?と物色した結果。。。確か彼が前に好きだといっていたNANAの最新刊が出ていたのでそれを1冊と、漫画やフィギュアが好きそうなので、少年ジャンプを買い、その日の夕方に集荷をお願いしてあった郵便局の担当者さんが来る前に梱包を済ますべく、急いで部屋に戻る☆ で。。。調度梱包を済ませた直後、ピンポーン☆と。見ると、台車と秤を持った郵便局員さんが。 なんとかお手本を探して書き上げたロシア行きのEMS伝票を貼り、自分でプリントアウトして作った ОБРАЩАТЬСЯ С ОСТОРОЖНОСТЬЮ !(取扱注意) のステッカーを、これでもか!?というぐらいに四方に貼りまくって、郵便局員さんに手渡す。 「おいくらでしょうか?」と・・・ダンボールを秤に乗せて、伝票を切りながら局員さん曰く、 「17,500円になります。(・∇・)」 え"。。。;///) そんなにかかるのけ? 。。。ちょっと焦るも、、、多めに用意しておいた送料用の現金を渡しつつ。。やはりここはちゃんと確認しなくっちゃ。゜と、わたしは局員さんに、「あの・・・;///)ここまでご足労いただいてから伺うのも、何なんですが。。。このぐらいの量の荷物を海外に発送する場合、もう少しリーズナブルな方法は無いのでしょうか?」と訪ねてみた。すると、局員さんは快く「お待ちくださいね?」と、ポケットから送料一覧?のようなものを取り出し、調べてくれた。 「SALというのがありまして、そちらはもう少し安いです。で、最も安いのは船便ですが、こちらは到着までに1ヶ月以上かかります。」とのこと。 確か弟は、授業が始まる前に早めに欲しい、みたいなことも言っていたし。。。数千円の差であれば、日数も早いことだし、今回はEMSでいいか。。。*///)とわたしは観念し、「ありがとうございます、では・・・今回はEMSでお願いします。」と、集荷をお願いすることに決定する。 で、後学のためにざっとDHLで送っていればいくらかかったか?を調べてみたところ、なんと70,000円ぐらいかかりそうな模様。。。*゜=゜)?となると、合計約10万円の書道セットか。。。。。 この額に比べれば、数日の違いならEMSを選んで正解だったかしら、、、?A///)? - 後日・・・もともと送料はプレゼントと思っていた以上、送料のことは言わないでおこうかな。。とは思っていたのだが、彼が「郵送代、いくらかかった?」と聞いてくる。 数回、「いや、それはいいから。A^^;)」みたいにトボけていたのだが・・・おそらく彼は責任感が強いのだろう。。。「いやそれじゃダメだ!!頼むから、ちゃんと言ってよね!?(>3<)」みたいな感じになったので、これは下手に強情張っても、かえって後味悪いかな。。。と、正直に告げた。で、わたしが「約153$。。。結構高かったみたいねー?A^^;)」と言うとすかさず、「HAHA! ok, すぐに払うから待ってれ。」と、、、 なんていい子なんでしょう。。。。。+。゜*;m;) で、一応船便だともっと安いが日数がかかること、SALも数千円の差でEMSの倍の日数になる様で、DHLは早いが70,000円かかるらしいこと、等を告げ。。。時間がかかっても、もっと安い方が良くなかった?と確認すると、彼曰く、「いや、俺は本当に急いで欲しかったから、例え70,000円の送料でも一番早い方が嬉しかったけどね?(・∇・)でも、SALよりもEMSを選んでくれて良かったよ。ありがとう!」と言ってくれたので、少し安心する。゜*///) で、再度・・・「送料分を追加で入れたから、見てみて♪」と言うので、見ると。。。 *゜=゜) .....為替手数料を引いても、明らかに多い額が。。。流石にわたしもこれは受け取れまい。。。と思い、「いや本当に送料の不足分だけでいいよー?(><)」と言うと、「いや、沢山手間をかけたんだし、ちゃんとこれだけ受け取ってくれ。(・ー・)」みたいなことを言ってくれやがる。。。。。 *TーT)。゜ かたじけない。。。と思いつつも、丁重に礼を言って、ありがたくお受けすることに。 が・・・(*’=’*)!?思えば、彼にしてみても。。。ルーブルからUS$にExchangeした上での入金だろうから、手数料分を考慮すればかなり高い買い物になったのではなかろうか、、、*///)? ビジネスならいざ知らず。。。ちょっと好意に甘え過ぎだったかなぁ、、、 しかし、以前より彼の真っ直ぐな性格には感動していた自分でしたが、今回あらためて・・・筋の通った彼の言動に、いい意味で頑固な「Russian漢」のスピリットを見せつけられたような思いだった+。゜ そして・・・念願の書道セットがモスクワに届いた暁には、頑張りやさんの彼のこと・・・おそらく、ほどなくそれを使いこなして、心ゆくまで華麗なJapanese Carigraphyを楽しんで欲しい。。。 と、願うばかりでありました・・・+。゜ o(*’-’*)ノ
by o-bleneri
| 2007-09-17 04:10
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愛と野望を華 麗 に +。゜語ってみたいのだ。 検索
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