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生きていた魚。

今日は、先日手術をした知人を見舞うために病院へ。

。。。毎度のことながら、オーラをプロテクトすべく、ハウライト・ターコイズのクロスペンダントと、
自作のターコイズのブレスレット&ネックレスを身につけ、病室へ向かう。

わたしが部屋に入ると、
「ぉぉ、来てくれたか・・・(T▽T)」と、安堵したような声があがる。





そして・・・・・案の定...?Tシャツをめくりあげようとする知人に向かって、わたしは一言、
「。。。"痕"は、見せなくていいからね?(A>3<)o・・・話なら、いくらでも聞くけど♪」・・・と、制した。

知人は、「なんでわかるの~?(*>▽<)。゜」と、渋々・・・まくりあげようとした服をおろした。

これまでも、大きな症状を乗り越えた知人のお見舞いへは、何度か伺っているが・・・そこにはひとつの「法則」が、あるのだ。
彼らは、必ずと言ってもいい程・・・手術の痕を見せてくれながら、その経緯を語って聞かせてくれるのだ。
(*’-’*)ノそりゃ。。知らないよりかは、知っておいたほうがいいこと、なのかもしれない。TVの注射のシーンすら直視できなかったわたしも、場数を踏むにつれ。。。多少は、このテの話にも、強くなってきた。気持ちはわからなくもないが、それ相応の・・・"免疫"がないと、他人の痛そうな姿。。というのは、(本人はもっと大変なのだろうけれど・・・)・・・見聞きするのに、勇気が要るものだ。・・・実際、こういった体験というのは、程度の差はあれ。。やはり、心的外傷を引き起こすようで、ICU勤務の看護士などが、PTSDになりやすい。。という話も、読んだことがある。わたしも、多少そういったケがある。゜なので・・・できれば見たくないときもある。
(。。。っても、自分もその立場であれば、ついやっちゃうような気もするけれど...。。。)

なので、申し訳ないが・・・話だけを聞くことにした。



そして・・・普段は、そういった類の台詞など、吐いたこともないような知人がふと、つぶやいた。

「今回、何度も死と隣り合わせになってみて。。もらった命と思って、
これからは・・・余計なことはあまり考えないようにして、自分の好きなことをやったり、
人のためになるようなことをやらなくちゃな。。と、思った。(*・-・)ノ」
と。

わたしは黙って聞いた。

そして、懸案だった・・・知人の飼っている熱帯魚の様子を見に行くことを引き受け、入院後、空けたままにしている家に向かう。

「もう、二週間ほったらかしだから、もうダメかも。・・・ダメだったら、手厚く葬ってやってくれな。^^」と鍵を渡す知人に向かって、、、

「。。。大丈夫だといいけれど、、、もしそうだとしても。。あんまり気を落とさないでね...?
><」

と、、、

なんかこう、奥歯にモノの挟まったような言い方しか出来ずに、取り急ぎ熱帯魚の様子を見に向かった。

結構、遠い場所にある。

到着。

。。。わたしはドアの前で、ハウライトのクロスを額に押し当て祈りを捧げた。

(魚達が、どうか生きていますように。。。)

と、中へ入り、電気を点ける。゜

(((*///)

おそるおそる水槽へ近づき、様子を見ると・・・彼らは、生きていた+。゜
*TーT)o・・・一匹残らず、泳いでいたのだ。

その場で・・・既に睡眠しているであろう知人へメールで、魚は全て無事であった旨を送信しておいた。

一匹だけ、鯰の一種の「コリドラス・ハスタータス」という黒目がちな小さな魚が、すっかり精彩を失った色で、じっと動かなかったので、ちょっと心配だったけれど。。。ガラスを指で弾いてみると、息を吹き返したように餌をついばみ始め、泳いでいるうちに白&黒のチェッカーフラグのような色も戻ってきた。

わたしは水を足し、餌を数回に渡って投入しながら、
(お腹がすいてただろうに。。早く来てあげられなくてごめんね。゜(*;u;)・・・よく頑張ったね。゜)
・・・と、すごい馬力で水面の餌に向かってダッシュする熱帯魚達へ、心の声で語りかけた。

次はいつ来られるかわからないので、合計4回ぐらいに分けて、大量に投入しておいた。
by o-bleneri | 2006-09-22 02:20


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