暴力事故防止ケア―患者・看護者の安全を守るために
鈴木 啓子 吉浜 文洋 / 精神看護出版 ISBN : 4902099810 ヘンな人、危ない人から身を守る―知的護身術のすすめ さえき ゆきこ 佐伯 幸子 / 並木書房 ISBN : 489063083X 怒りの方法 辛 淑玉 / 岩波書店 ISBN : 4004308909 今日は立て続けに、以上の三冊を一気に読む。 o(*’-’*)ノ 現実での「暴力衝動」というのは・・・どんなにその「原因」や心理を究明したところで、後の祭り。゜ わたしも深い「心の傷」を負ったけれど、相手がどんな理由で?どういったメカニズムでそうなるのか?も、 調べて、調べて、調べ抜いたけれど。。。わたしに限っては、それだけで全てを水に流せて、気が治まる+。゜ ・・・・・という結果には、残念ながらまだ至ってはいない..。*ーー)ノ なのでわたしは、 目 的 か ら 攻 め る こ と に し た んです♪ ・・・ よ う や く そ れ に 、 気 づ い た ん で す か ら +。゜(笑 最初の一冊は実際に心神耗弱者からの暴力被害にあったケア関係者の方の手記を元にその事実を検証し、具体的な対策と、護身術等が書かれている本。 ・・・知らないよりかは、知っている方が為になる知識?とは思えど、手記全般を読んだ感想は・・・それぞれの方にとっての心的外傷はケア関係者としての意識の高さだったり、それだけの職種に従事出来るだけの「理性的な方」が、多い。。?ということなのかもしれないけれど、その・・・淡々とした内容に、驚きを隠せなかった。゜ わたしのように・・・いつまでも不可解さを引きずっていたり、いくら相手が「守るべき立場」としても、この・・・ 行 き 場 の 無 い 憤 り を 、 い っ た い ど こ に 向 け れ ば 良 い の か ? と何年も悩み、大きな心の傷を負い、それを抱え続け・・・なかなか癒されずにいる人間は、稀なのだろうか? それが良いことなのか?悪いことなのか?どちらが良いのか?悪いのか?は、 わたしには、わからないけれど・・・ 少なくとも本書のように・・・ 【短絡的に相手を押さえつけることだけを目的としたり、応戦するという選択肢"だけ"ではない。】という視点は、自分にとっては新しい発想だった。 これまでも・・・不本意にせよ加害者となるような人を悪戯に憎んだり、自分から排除しようとするだけではなく、なんとか前向きに対処するためには、どうすれば・・・???と、わたしも随分悩んだけれど。。。 いかに≪"患者"を傷つけず≫に、暴力衝動≪だけ≫を防ぐか?という点は、難しいものがある。 こればかりは・・・・・わかる人にしか、わからないだろうと思う。゜ けれど・・・・・・・・・・わかる人には、わかると思う、 「なにをいつまでも悶々と悩んでいるんだ?(゜Д゜)そんなもの殴 り 返 せ ば 済 む 話じゃないのか?」 ・・・などと、不思議に思うような人に相談したところで、平行線...。。。 と思われるだけに、わたしも一人悶々と悩んできたワケですが...。。。(A///)。゜ ・・・本書も、そういった≪ジレンマ≫の中?で、なんとかお互いの「接点」を探ろうとするようなトーンが流れていて、多分。。。まるで経験の無い方にしてみれば「じれったさ」を感じる?ような気もしましたが・・・ 左門にはわかりますたい...。゜ ---↑ここまで建前--- ☆ステレオ放送でお届けしています☆ ---ここから本音↓---蠍は蠍、鮫は鮫。 彼らなりの「愛」があるとかないとかそういう問題とはまるで関係なく、 一 番 の 目 的 は 自 分 の 身 を 守 る こ と ・・・・・わたしはそう、割り切ることにしたんです。o(*’=’*)ノ! その順番だけは、 自 分 で 曲 げ て は な ら な い ・・・と★ ・・・彼らに改心して欲しいとか、同じ気持ちを誰にも味わって欲しくない、 こんなこと繰り返して欲しくない、そう願うことは願うことで、また別の話で、 そういった・・・「途方もないこと」の前に、今、わたしは・・・何がわかれば安心出来るのか? と思うに、具体的な対処法を知ることと思い立った。 ・・・とんだ遠回り。゜ ただ・・・「介護者にもケアを!」と、わたしが強く思い立ったのが90年代終盤。 この本を読む限り・・・社会的にも、患者のみならず、介護者の身の安全に対する意識が生まれたのが、ようやく90年代以降の事のようなので。。。私が一人の胸の内で思っていたことと同時多発的に、同じ意識を抱いている方は、数多く居たのかもしれない・・・・・☆ ・・・そう考えると、感慨深いものがある+。゜ *ーー)o - 最後の一冊、「怒りの方法」 読んでいて、日本人として・・・胸が痛むようなエピソードも多々ありましたが、、、 多くの方に読んでみて欲しい、そう思いました+。゜*・-・)o [引用] 人間は何のために怒るのか。 「私が私として生きるため」。この言葉が私には一番ピンと来る。 それは自分が、誰かにとっての自分--- たとえば、家にとっての嫁、夫にとっての妻、子供にとっての母、 家にとっての跡継ぎなどではなく、「自分にとっての自分」になるということだ。 罵倒されてもなんとも感じなくなってしまうのは、それは、 自分が自分でなくなっている状態、乖離・分離した状態になったということだ。 自分のことを嫌いになったら、自分のためには怒れないだろう。
by o-bleneri
| 2006-10-09 02:52
|
[Site Policy]
愛と野望を華 麗 に +。゜語ってみたいのだ。 検索
以前の記事
2020年 06月 2020年 05月 2010年 08月 2010年 07月 2009年 02月 2008年 08月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 2004年 08月 2004年 07月 2004年 06月 2004年 05月 2004年 04月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||